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原油高騰の仕組み 需要と供給のバランスとは? シェールガス革命 [情報]

原油高騰の仕組みを簡単に解説すると・・・

原油価格が上がる原因を簡単にいうと、原油の需要と供給のバランスが崩れているからです。

石油需要が多いのに、供給が追いつかない!

様々な条件が重なり石油の供給量が不足している状態です。


分かりやすく日常で例えてみると・・・

たとえば、次のようなことがあります。

家庭用のビデオやテレビの価格は、ここ数年で数分の一になりました。しかし、需要はほとんど横ばい状態です。

パソコンは発売後1年もすれば価格は半分以下になってしまいます。

こめの値段は、毎年下がっています。ところが需要は増えるどころか減り続けています。(洋食の影響?)


ただし、法則があてはまる場合もあります。

①携帯電話は、価格が下がって需要が大きく伸びた。

②スーパーの特売日には売上が伸びる(商材で決まる)

また、現実には携帯電話は需要が増えたので多くの企業が参入してきて、競争により価格が下がったという方が正しいと思われます。

つまり、需要が増えると価格が下がるということになります。

このように、価格と需要の関係は、種々雑多です。もちろん、その中から本質的な部分を抽出して分析することが重要です。

反対のことが圧倒的に多いのではないでしょうか?

スーパーやホームセンター、ディスカウント店は、価格を下げて利益率が落ちた分を、販売数の増加でカバーしている。(薄利多売)※利益を削り安く売ること

メーカーも同じく、価格低下分を生産増で補っている。

この法則が成立するのは、市場経済が正しく機能していないような気がします。


話は戻りますが

原油は一般製造商品とは違い天然資源です。

○○のメーカーが儲かるから原油を製造しようにもできません。

ですから需要があっても供給先が一部しかなければ価格が下がる見込みがないのです。

一般製造商品だと売れている!これから需要がある!といったことから競って商品を作ることができます。

そこで価格競争が起きるのです。価格競争をしない為にも企業は特許申請をしたり新商品の開発に励んでいると思います。


原油供給が不足した、具体的な理由は・・・


中国やインドの経済成長に伴った、石油消費量の増加!

中東での戦争により、石油の供給量が低下!

投機的な思惑(石油・先物市場のマネーゲーム)

こういったことが原因で、最近は石油価格が高騰しています。

原油も金融商品の一種ですから価格は乱高低してもおかしくはありません。

近年ではアメリカでシェールガスの発掘が進み価格面が安いことから需要が増えているそうです。


シェールガスが齎す影響は・・・
先ほども言いましたが

○○のメーカーが儲かるから原油を製造しようにもできません。

ですから需要があっても供給先が一部しかなければ価格が下がる見込みがないのです。

ですが、原油じたい製造できなくても類似品の出現で大きく変わることもあります。


それが[ひらめき]シェールガスです。

需要と供給のバランスが崩れれば価格も大幅に変わります。

原油価格が高騰する仕組みは他の商品と何ら変わりありません。




今後の動きに注目したいですね。










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