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ヘリウムガスで失神・嘔吐_命の危険性! [情報]

ヘリウムガスとは?

ヘリウムガス80%と酸素20%が混ぜ合わさっている状態が入っているそうです。
声が変わって楽しいことからパーティーなどの時期にはよく使われていますね。

危険性・・・

ヘリウムガスを深く吸い込むと肺の中でヘリウムガスと空気が入れ替わることで、酸欠状態に陥るそうです。

使い方を間違えると命に関わる危険なガスです。

市販のパーティ用のものには酸素が入っていますが、祭りなどで売られている風船のものを直接吸うのは危険ですので!!
※絶対に吸わないでください


ヘリウムガスは、非常に軽いガスで空気の重さを1とした場合約0.14だそうです。

祭りなどで売られている、浮かぶ風船類にはヘリウムガスが詰められています。

ヘリウムガスより軽いガスに水素ガスがありますが、こちらは空気の重さを1とした場合約0.07で、ヘリウムガスより軽いのですがヘリウムガスと違って可燃性のガスでとても危険です。

過去に、飛行船に水素を使っていた時代があり、爆発事故が多発して飛行船への水素使用が禁止となった歴史があるそうです。

ヘリウムガスは「不活性ガス」に分類され、化学的に全く不活性で反応性のないガスの為、火が付いたり燃焼爆発する事はありませんが、十分に気を付けなければなりません。

上記でも書いていますが、吸引するガスの中におよそ20%位の大気中と同じ割合の酸素が含まれていないと、ガスを吸い込んだ時に酸欠状態で失神する可能性が非常に高いそうです。


体の中でどういった事が起こっているか?


肺の中でヘリウムガスと空気が入れ替わり酸欠状態に陥ると言われています。

それは溺れているときに肺の空気と水が入れ替わっている時と同じ原理になるそうです。

だから急に意識を失ってしまったり呼吸が止まってしまったりして死亡してしまう事例もあるそうです。

実際に工業用ヘリウムガスをそのまま吸引したことによる死亡事故があったため日本産業医療ガス協会では事業者にたいして、販売に対して注意を促していたそうです。

厚生動労省の資料によりますと、平成13年から24年度の間 ヘリウムガスの吸いすぎで意識を失ったり嘔吐した事故が32件、報告されているそうです。

その大半は子供だったそうですよ。(>_<)

世界で見ても2011年の調査によりますとオーストラリアでは2005年7月から2009年12月までに79人が死亡しているそうです。

またイギリスでは2013年には62人の死者が出ているそうです。2008年と比べると500%増と言うものすごい勢いで死亡事故が増えてきているそうです。

使用年齢の制限や使用する料についても記載されていて、それを守って使えば問題はないとされているそうなんですが、しかしあまり吸引しすぎると例え酸素が混ざっていても窒息する危険性があると言われています。

使用の際は十分に気を付けてお使いしてください。

子供たちが使う時は親の目があるところで使わせましよう。酸欠や、命に関わる危険があります。



気を付けましょう。










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