手足口病 感染に気をつけよう！ワクチンが無い？

【手足口病】今年は感染者が過去10年で2番目に多いようです。

例年よりも早く、感染者が増加していることがわかったようです。

国立感染症研究所によると、乳幼児を中心に、手足や口の中に発疹ができる「手足口病」の感染者が、5月17日までに、過去10年の同時期と比べて、2番目に多いと報告されたようです。

また、小児を中心に、頬や手足に赤い発疹ができる、リンゴ病と呼ばれる「伝染性紅斑」も過去10年で3番目に多い、患者が報告されています。

手足口病やリンゴ病は、夏にかけて感染が拡大するようですが【2015年】は例年より早く患者が増え始めているとして、感染症研究所は手洗いやうがいなどのをこまめにするように呼びかけています。

佐賀県では3日、乳幼児らの手足や口の中に発疹がでる急性ウイルス感染症「手足口病」が流行しているとして警報を出しました。

夏に流行する感染症だが、西日本を中心に例年より早く患者が増加しており、県健康増進課は「手洗い、うがいを徹底して感染予防に努めてほしい」と注意を呼びかけています。


どんな病気か？


小児期によくみられる急性熱性発疹症のひとつで【口腔内・手のひら・足底】に小さな水疱(すいほう)が現れる病気です。

手足口病は、せきやくしゃみによる飛沫ひまつや排せつ物を触った手を介して、幼児を中心に感染が広がります。

重症化はしにくいが、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を起こすこともあるようです。


病気に気づいたら！どうする？


小児の口腔内、手のひら、足底に小さな水疱が生じたら、皮膚科または小児科を受診して下さい。

予後は一般によく、重い合併症もまれなので経過を観察するようです。

水疱が存在する時期には、他人への感染のおそれがあるので通学はひかえた方がいいと思います。


手足口病のワクチンなどは存在しない為、この疾病の予防には、手洗いやうがいを徹底するのが重要になりますよ。

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