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財政危機にあるギリシャ!今後どうなる? [情報]

ブルームバーグ29日の市場で欧州の銀行株が下落!

ギリシャが資本規制を導入し銀行が休業となったことから、ユーロ圏の将来への懸念が強まったようだ。

ギリシャが銀行休業と資本規制を発表し、同国がユーロ圏離脱に追い込まれるとの観測が強まった。

銀行は7月6日まで休業!

資本市場規制当局はこの日、アテネ証券取引所の取引は銀行休業が終わるまで停止されると発表したようだ。

ギリシャ国民は銀行休業により窓口が閉まっているため、現金自動預払機(ATM)から引き出せる金額は制限されており、1日60ユーロ(約8200円)だそうです。

銀行からは既に数十億ユーロの預金が引き出されており、首都アテネでもATMの前に長蛇の列ができている。

政府の発表によれば、旅行者は資本規制の対象にはならず、海外からの観光客などが自国で発行されたデビットカードやクレジットカードを使って現金を引き出すことは可能だそうです。


一方メルケル首相は29日ベルリンでの演説で、「ユーロが失敗すれば欧州も失敗する」と述べた。

だからこそ、原則のために闘わなければならない!短期的に原則を曲げることはできるかもしれないが、それは中長期的に害をもたらすと続けたようだ。

オランド大統領は、国民投票を行うのはギリシャの主権の範囲内だが、問われているものは重大だ。

ギリシャ国民がユーロ圏にとどまることを望んでいるかどうかが分かるからだと述べた。

とどまるべきだと私は考えるが、決めるのはギリシャ国民だと言っている。


ギリシャのチプラス政権は反緊縮を掲げて誕生しました。

EUなどによる支援にはギリシャの財政改革や構造改革が必要とされますが、安易に妥協すると政権内部からの批判が高まり政権基盤が揺るぐ恐れがあります。

しかし、支援を受けられないとデフォルトが待っています。

いまのところチプラス政権は政権内部や国民の目もあり、ぎりぎりまで交渉を続け多少でも妥協点を得て、ある程度国民の納得のいくかたちで支援を受けようとするでしょうが、それでもデフォルトの発生の可能性は十分にありえます。



事実上の債務不履行に陥っているギリシャでは、銀行からの現金の引き出しに制限がかけられ、国民の間に不満が広がっているようで、この対策の一つとして、政府はバス代や電車代のほか、高速道路の通行料の無料化を発表しているようですね。

また携帯電話の料金が払えないという人も出てきたため、携帯会社は急きょ1週間、携帯の料金をすべて無料にすると発表がありました。

ただ、一部からは「不満のガス抜きだけだ」という批判も出ています。

今後どうなるんですかね?.

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