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喘息【ぜんそく】の原因となる可能性が・・・子供も大人PM2.5に注意しょう! [予防]

PM2.5の発生原因について・・・

粒子の発生源には砂塵のような自然由来のものもありますが、大部分は石炭などの化石燃料が燃焼して生じた粒子や自動車の排気ガスなどの大気汚染物質が大気中で粒子に転換した二次粒子などの人工発生源由来の物です。

これらの粒子は自然由来の粒子よりも毒性が強いと考えられる成分を多く含んでいると言われています。

PM2.5は、呼吸器系の奥深くまで入りやすく、肺胞などの気道の奥に沈着するため、呼吸器系や循環器系などの健康への影響が懸念されています。

特に喘息持ちの方は要注意です。

呼吸器系の奥深くまで入り肺胞などの気道の奥に沈着するので気管支喘息の発作が出やすくなります。


※神戸新聞NEXT発信分

兵庫医科大(西宮市)の島正之主任教授(公衆衛生学)らは20日までに、大気中の微小粒子状物質「PM2・
5」に含まれる特定の物質が、喘息(ぜんそく)の発作と関連していることを突き止めたと発表がありました。

石炭や石油の燃焼などで排出される「硫酸イオン」で、海外では健康被害の報告例があるそうで、国内で喘
息(ぜんそく)との関連を特定したのは初めてだそうです。

島教授らは2008年8月~13年3月、姫路市医師会などの協力を得て、同市内で調査を実施。PM2・5の濃度や含まれる成分とぜんそく発作の関連を調べた。

すると、大気1立方メートル当たりのPM2・5濃度が環境基準の1

日平均35マイクログラムを週1日超えただけで、喘息(ぜんそく)の発作の率が全年齢で7%、0~14歳で

は13%増えた。さらに成分ごとに分析したところ、硫酸イオンが含まれていた場合は発作の率が10%高くな

るという結果が出た。子どもは体が小さい上、屋外にいる時間が比較的長いことなどから、大気汚染物質の

影響を受けやすいとみられる。また、硫酸イオンは国内での排出に加え、石炭利用の多い中国などから飛来

している可能性も考えられるという。

島教授は国のPM2・5暫定指針策定に関わり、中国との共同研

究も行っているみたいで、今回の調査を踏まえ、「硫酸イオンと喘息(ぜんそく)の関連は判明したが、個人の

努力で影響を避けるのは困難。大人や社会が責任を持ち、国を超えて大気汚染防止対策を強化するべき

だ」と指摘している。

〈PM2・5〉大気中の浮遊物質のうち直径2・5マイクロメートル以下(マイクロは100万分の1)の粒子。小さ

いため肺の奥深くに到達しやすく、喘息(ぜんそく)の悪化など人体への影響が出やすいとされている。車の

排ガス、工場から出るすすや煙などに含まれる。近年、中国からの飛来が問題となっている。

大気汚染4.jpg

中国での深刻な大気汚染が問題となり、「PM2.5」という微小粒

子状物質の飛来が日本でも確認されました。

このPM2.5は髪の毛の3分の1ほどの大きさの物質で、工場や

工事現場の粉塵や石油やガスの燃焼で出来る揮発成分が変質して出来る粒子です。

非常に微小なため肺の奥深くまで入り込み、呼吸器系の健康に多大な影響を及ぼすということで世界中が

健康被害に警戒していますが、当の中国ではすでに都市住民の77%が呼吸器の異常を確認しており、中国

医師協会はpm2.5が原因であることを明らかにしています。

呼吸器系、循環器系の異常、のどや気管支の炎症など、すでに多大な死者まで出しているこの元凶を なんとか除去しなければ地球規模の大災害となってしまうでしょう。

大人の喘息はアレルギー性ではないものも多く、気管支が敏感になっている人は特に外的な刺激によって

喘息を発症しやすいと言います。

また喘息体質ではなかったとしても喘息に似た症状が出ることもあり、COPDなどの発症例も年々増加して

います。

PM2.5などは喘息や喘息に似た症状を引き起こしやすい元凶で

すので、各都道府県から発表されているPM2.5の数値には注意

しておきたいですね。

環境基準は1日平均値35マイクログラム/立方メートル以下となっています。

PM2.5による喘息(ぜんそく)の対処方法・・・

対処としては吸い込まないことしか防ぎようがありません。

目に見えないので分かりずらいですがネットでの情報収集や都道府県から発表されているPM2.5の数値

には注意しておきたいですね。

あと専用マスクの着用や建物に入った時の手洗い、うがいは徹底したほうが良いでしょう。

大人になり喘息(ぜんそく)を発症したら治らないといわれています。

また小児ぜんそくでお悩みのお父さんお母さんもお子さんの専用マスクの着用を心がけましよう。





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